Claudeで資料・スライド・文書が作れるように|チャットとCoworkが1つになって何が変わった?できること・注意点【2026年10月】

Claudeで資料・スライド・文書が作れるように AI・デジタル

2026年10月16日:資料・スライド・表を頼むときの依頼文の例と、出来上がりの確認チェックリストを追加しました。

2026年9月、Claudeの「チャット」と「Cowork(コワーク)」が1つになりました。これまでは、ちょっとした質問はチャット、資料作りなどの大きな作業はCowork、と分かれていましたが、今はどの会話からでも、調べものや資料・スライドの作成まで頼めるようになっています。

私は30代のSIerで、Claude(Proプラン)を個人で使っています。この記事では、公式のヘルプをもとに、何が変わったのか、何ができるのか、使うときの注意点を整理します。

※内容は2026年10月時点のAnthropicの公式ヘルプ・ブログをもとにしています。提供は段階的に進んでいて、機能や対象プランは変わることがあります。新しい機能を実際に使った感想は、試したあとに追記します。

この記事の結論

  • チャットとCoworkの区別がなくなり、どの会話でも、Claudeが必要な道具を選んで作業するようになった
  • 文書(Word)、数式入りの表計算、プレゼン資料(PowerPoint)などの完成したファイルを作れる
  • Claude Design・Slides・Docsで、デザイン・スライド・共同編集できる文書も作れる(料金ページでは無料プランも対象)
  • まずPro・Maxから順次提供。使った分はプランの使用量に含まれる

何が変わった?

これまで 統合後
ちょっとした質問はチャット、大きな作業はCowork、と使い分け 1つの会話で、質問も大きな作業も頼める
どちらのモードで始めるかを自分で選ぶ Claudeが、頼まれた内容に合わせて使う道具を選ぶ
Coworkでしかできなかった作業がある Coworkでできたことが、どの会話からでもできる

公式ヘルプでは、Claudeに「仕事を丸ごと任せる」と、Webで調べたり、ファイルを読んだり、コードを実行したりしながら進める、と説明されています。

できること

できること 内容
調べものとまとめ Webで調べて、レポートとしてまとめる
ファイルの作成 文書(Word)、数式入りの表計算、PowerPointのプレゼン資料など
図やグラフ 会話の中で、グラフや図、操作できる表示を作る
つながったアプリの利用 Google Drive、Gmail、Microsoft 365、Slackなどと連携
パソコンでの作業 Claudeのデスクトップアプリで、手元のファイルやブラウザの操作
定期的な作業 決まった時間にクラウドで動く作業を設定する
スマホからの指示 スマホから頼んで、作業は続けてもらう

Claude Design・Slides・Docs

次の3つも使えます。2026年10月9日時点の料金ページでは、無料プランを含むすべてのプランで使える機能として載っています。

機能 作れるもの
Claude Design ブランドに合わせたデザイン・ビジュアル
Claude Slides プレゼンテーション(スライド)
Claude Docs 共同で編集できる文書

作ったものは、編集して仕上げたり、リンクで共有したり、Word文書やスライドなどの形で書き出したりできると案内されています。

対象プランと提供の順番

プラン 状況(2026年10月時点の公式ヘルプ)
Pro・Max Web・デスクトップ・スマホで、順次提供
その他のプラン 順次提供予定(Enterpriseは変更の30日以上前に案内)

使うときの注意点

使用量の上限にカウントされる

公式ヘルプでは、Claudeで行うことはすべてプランの使用量にカウントされるとされています。資料作りのような大きな作業は、使用量を多く使うことがあります。

統合で使えなくなったものもある

公式ヘルプでは、次のような制限が案内されています。

  • GitHub連携が使えない
  • 会話の分岐(ブランチ)がなくなった
  • シークレット(Incognito)チャットは前の仕様のまま(ファイル作成やコード実行はできない)
  • 古いCoworkのタスクは検索の対象外

仕事の資料は、会社のルールに従う

資料作りが便利になると、仕事の資料も作りたくなります。ただ、個人で契約したプランに、会社の資料やお客さんの情報を入れるのはやめましょう。仕事で使う場合は、会社が認めたプランと方法を使ってください。

出来上がったものは、必ず中身を確認する

見た目の整ったスライドや文書が出来上がると、そのまま使いたくなります。数字・固有名詞・仕様は、自分で確認してから使いましょう。

会社員の個人利用で使えそうな場面

場面 頼み方の例
家計の整理 「毎月の固定費の一覧表(表計算)を作って。項目は〇〇」
学習 「〇〇の資格の出題範囲を、1枚のスライドにまとめて」
旅行や行事の準備 「持ち物チェックリストを文書にして」
調べもの 「〇〇について公式情報を中心に調べて、出典つきで1ページにまとめて」

頼み方のコツは、目的・前提・やってほしいこと・出力の形をはっきり伝えることです。

大きな作業を頼むときのコツ

  1. 完成形を先に伝える:「A4で2ページの文書」「10枚のスライド」など、出来上がりの形を最初に伝える
  2. 材料と条件を渡す:使ってよい情報、使ってはいけない情報、締め切りや分量の条件
  3. 途中で確認する:「まず構成案だけ出して」と段階を分けると、大きく外れたときにやり直しやすい

そのまま使える依頼文の例

頼み方で、出来上がりは大きく変わります。個人の用途で使える例です。

作りたいもの 依頼文の例
家計の見直し資料 「家族3人の家計で、固定費を見直す順番を考えたいです。通信費・保険・サブスクの3つについて、見直す手順と確認ポイントを、スライド5枚でまとめてください」
勉強の計画表 「資格の勉強を3か月で進めたいです。平日1時間・休日2時間で、週ごとの計画を表にしてください。最後の2週間は復習にしてください」
旅行のしおり 「小さい子ども連れの1泊2日の旅行です。移動・食事・休憩の時間を入れた日程を、1枚の文書にまとめてください」

依頼文には、目的・前提(人数や時間)・作るものの形(スライド何枚、表、文書)の3つを入れるのがコツです。

出来上がりの確認チェックリスト

  • [ ] 数字や日付、料金は、公式の情報と合っているか
  • [ ] 自分が伝えていない前提が、勝手に追加されていないか
  • [ ] 個人情報や、他人の情報が入っていないか
  • [ ] 誰かに見せる場合、読み手に合った言葉になっているか

Claude Codeでも同じですが、AIは「それらしいもの」を速く作るのが得意な一方、中身の正しさは保証されません。私も、技術的な検討の大枠はClaude Codeで作り、仕様は自分で確認するようにしています。

よくある質問

無料プランでも使えますか?

チャットとCoworkの統合は、公式ヘルプでは、まずPro・Maxプランで提供され、ほかのプランは順次とされています。Claude Design・Slides・Docsは、2026年10月9日時点の料金ページでは無料プランでも使える機能として載っています。ただし、無料プランは使用量の上限が低く、Claude Codeなど一部の機能は使えません。

Coworkで作ったものはどうなりますか?

統合後も使えますが、古いCoworkのタスクは検索の対象外と案内されています。

スマホだけでも使えますか?

スマホのアプリからも頼めます。パソコンの中のファイルを扱う作業などは、デスクトップアプリが必要です。

作ったスライドは、PowerPointで編集できますか?

公式ヘルプでは、PowerPointのプレゼン資料として書き出せると案内されています。書き出したあとは、普段使っているソフトで編集できます。

まとめ

  • ClaudeのチャットとCoworkが1つになり、どの会話からでも大きな作業を頼めるようになった
  • 文書・表計算・プレゼン資料などの完成ファイルを作れる
  • Claude Design・Slides・Docsも使える(料金ページでは無料プランも対象)
  • 使用量にカウントされること、仕事の情報を入れないことに注意

Claude Codeの始め方はClaude Codeの使い方入門にまとめています。

出典:Anthropic「プランと料金」、「Claude Cowork and chat are one Claude」(Claudeヘルプセンター)、「Release notes」(2026年10月確認)

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