Claude Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5まとめ|何が変わった?どれを使えばいい?料金と選び方【2026年10月】

Claude Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5まとめ AI・デジタル

2026年10月16日:用途別のモデル選びの判断の流れ、APIの月額の試算例を追加しました。

2026年9月から10月にかけて、Anthropicから「Claude Opus 5.5」「Claude Sonnet 5.5」「Claude Haiku 5.5」が続けて発表されました。名前が似ていて、「結局どれを使えばいいの?」と迷う人も多いと思います。

私は30代のSIerで、Claude Codeを個人で契約して、Proプランで使っています。この記事では、3つのモデルの違いと料金、どれを選べばいいかを、公式の情報をもとに整理します。

※内容は2026年10月8日時点で、Anthropicの公式ドキュメント(料金ページ・リリースノート)をもとにしています。料金はAPI(開発者向け)の価格で、ProやMaxなどの定額プランの月額とは別です。

この記事の結論

  • Opus 5.5(9月22日):上位モデル。前のOpus 5より安く、難しい作業向け
  • Sonnet 5.5(9月28日):速さと価格のバランス型。多くの作業はこれで足りる
  • Haiku 5.5(10月7日):一番安くて速い小型モデル。大量の簡単な処理向け
  • アプリ(Pro・Maxなど)で使うなら、普段はSonnet、難しい検討はOpus、と使い分けるのが基本

3つのモデルの違い

モデル 公開日 位置づけ API料金(入力/出力、100万トークンあたり)
Opus 5.5 2026年9月22日 上位モデル。難しい推論や長い作業向け 4ドル/20ドル
Sonnet 5.5 2026年9月28日 Opus 5.5を補う、速くて安いモデル 2ドル/10ドル
Haiku 5.5 2026年10月7日 一番安く速い小型モデル。大量処理向け 0.10ドル/0.50ドル(10万トークンまでのプロンプト)

Haiku 5.5は、プロンプトの長さで料金が変わり、10万トークンを超える場合は入力0.50ドル/出力2.50ドルになります。

前のモデルと比べて何が変わった?

公式の料金ページを見ると、前のモデルからの値下がりが分かります。

モデル 前のモデル(入力/出力) 5.5(入力/出力)
Opus Opus 5:5ドル/25ドル Opus 5.5:4ドル/20ドル
Sonnet Sonnet 5:2ドル/10ドル Sonnet 5.5:2ドル/10ドル
Haiku Haiku 4.5:1ドル/5ドル Haiku 5.5:0.10ドル/0.50ドル

Anthropicのリリースノートでは、Opus 5.5は「上位のFable 5.1と同じ水準の性能を、40%低いコストで」と説明されています。Sonnet 5.5はOpus 5.5を補う、より速くて低コストのモデル、Haiku 5.5は「最も安く、最も速く、最も高性能な小型モデル」と紹介されています。

また、10月7日には、MaxプランとTeamプランに、Claude Platform(API)で使える毎月のクレジットが含まれるようになったことも発表されています。

アプリで使うなら、どれを選ぶ?

Claudeのアプリ(Web・デスクトップ・スマホ)やClaude Codeでは、モデルを選べることがあります。目安は次のとおりです。

やりたいこと 選ぶモデルの目安
普段の質問、文章の整理、ちょっとした作業 Sonnet 5.5
難しい技術の検討、長い作業、正確さが大事なもの Opus 5.5
大量の簡単な処理(API・システムに組み込む) Haiku 5.5

上位のモデルほど、使用量の上限に早く届きやすくなることがあります。普段はSonnet、ここぞというときにOpus、と使い分けるのが、Proプランでは現実的だと思います。

Claude Codeの料金やプランの選び方は、Claude Codeの料金は?にまとめています。

APIの料金の見方(はじめての人向け)

APIの料金は「100万トークンあたり何ドル」で表されます。トークンは、AIが文章を処理するときの単位です。

  • 入力:AIに渡す文章(質問や資料)の量
  • 出力:AIが書いた答えの量

例えば、Sonnet 5.5で入力10万トークン・出力2万トークンを使うと、

  • 入力:10万 ÷ 100万 × 2ドル = 0.2ドル
  • 出力:2万 ÷ 100万 × 10ドル = 0.2ドル
  • 合計:0.4ドル

となります。※同じ文章でも、モデルによってトークン数の数え方が違うことがあります。

APIを使うと、月いくらくらいになる?(試算例)

個人で小さなツールを作ってAPIを使う場合の、月の料金の目安です。1回の依頼で入力5,000トークン・出力1,000トークンを使うと仮定しました。

1か月の依頼回数 Haiku 5.5 Sonnet 5.5 Opus 5.5
100回 約0.1ドル 約2ドル 約4ドル
1,000回 約1ドル 約20ドル 約40ドル
1万回 約10ドル 約200ドル 約400ドル

※計算例:Sonnet 5.5で100回なら、入力50万トークン×2ドル÷100万=1ドル、出力10万トークン×10ドル÷100万=1ドルで、合計約2ドル。Haikuは10万トークンまでのプロンプトの料金で計算。為替や税は含みません。

同じ回数でも、モデルによって料金が数十倍変わります。まずHaikuやSonnetで試して、足りないところだけOpusを使うのが、費用を抑える基本です。

用途別:モデル選びの判断の流れ

迷ったときは、次の順番で考えると決めやすくなります。

  1. 間違えたときの影響は大きいか? → 大きいなら、まず上位のモデル(Opus)で考え、答えは自分で確認する
  2. 作業は長いか、複数の手順があるか? → 長いならOpus、短いならSonnet
  3. 同じ処理を大量に繰り返すか? → 繰り返すならHaiku(APIでの利用)
  4. 使用量の上限が気になるか? → 気になるなら、普段はSonnetにしておく

私はClaude(Proプラン)を個人で、週3回ほど、技術的な検討や大枠づくりに使っています。どのモデルを使う場合でも、仕様や数字は最後に自分で確認するようにしています。

新しいモデルを使うときの注意点

  • 新しいモデルでも間違えることはある:仕様や数字は、自分で確認する(AIのハルシネーション対策)
  • 頼み方で結果が変わる:目的・前提・やってほしいこと・出力の形を伝える
  • 仕事の情報は入れない:個人で契約したプランに、会社の資料やお客さんの情報を入れない

使用量を無駄にしないコツ

上位のモデルほど、1回の作業で使う量が増えやすくなります。Proプランなどで使用量の上限に当たりにくくするには、次のような工夫があります。

  • 簡単な質問や文章の整理は、Sonnetで済ませる
  • 難しい検討だけOpusに切り替える
  • 頼みたいことを最初にまとめて伝え、やり直しを減らす
  • 長い資料は、必要な部分だけを渡す

よくある質問

ProプランでもOpus 5.5は使えますか?

リリースノートでは、Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5はいずれも「All plans(全プラン)」向けとされています。ただし、使用量の上限はプランによって違います。

前のモデルは使えなくなりますか?

前のモデルの提供状況は、Anthropicの「Model deprecations(モデルの提供終了)」のページで確認できます。

FableやMythosとは何ですか?

Opusより上位に位置づけられているモデルです。Mythosは、検証を受けた組織だけが使える限定提供のモデルとされています。

モデルの違いは、普段使いで実感できますか?

短い質問なら違いを感じにくいこともあります。長い資料を読ませる、複雑な条件で比較させるなど、難しい作業ほど違いが出やすいと言われます。迷ったら、同じ頼み方で2つのモデルを試して比べてみるのがおすすめです。

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まとめ

  • Opus 5.5(9/22)、Sonnet 5.5(9/28)、Haiku 5.5(10/7)が公開
  • Opus 5.5は前のOpus 5より安く、Haiku 5.5は大幅に安くなった
  • アプリでは、普段はSonnet、難しい検討はOpusが目安
  • 新しいモデルでも、大事なことは自分で確認する

Claude Codeの始め方はClaude Codeの使い方入門にまとめています。

出典:Anthropic「Pricing」「Release notes」(2026年10月8日確認)

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