楽天証券でクレカ積立と楽天ペイ残高を併用する方法|毎月15万円を積み立てている会社員の設定

楽天証券でクレカ積立と楽天ペイ残高を併用する方法 お金・生活

楽天証券で新NISAの積立をするなら、楽天カードのクレカ積立だけでなく、楽天ペイ残高(旧・楽天キャッシュ)での積立も併用できることをご存じですか。

私は30代の会社員で、楽天証券の新NISAで、毎月15万円を積み立てています。内訳は、つみたて投資枠10万円を楽天カードで、成長投資枠5万円を楽天ペイ残高で払っています。どちらも上限いっぱいの設定です。

この記事では、クレカ積立と楽天ペイ残高を併用する仕組みと、ポイント、注意点をまとめます。

この記事の結論

  • クレカ積立(楽天カード):月10万円まで。ポイントはカードの種類によって0.5〜2%
  • 楽天ペイ残高:月5万円まで。ポイントは0.5%
  • 併用すると:合わせて月15万円まで、キャッシュレスで積み立てられる
  • NISA:つみたて投資枠・成長投資枠のどちらでも使える
  • 私の設定:つみたて投資枠10万円=楽天カード、成長投資枠5万円=楽天ペイ残高

クレカ積立と楽天ペイ残高の違い(2026年10月時点)

項目 クレカ積立(楽天カード) 楽天ペイ残高
月の上限 10万円 5万円
ポイント カードの種類で0.5〜2%(※) 0.5%
NISAで使えるか 使える 使える(つみたて投資枠・成長投資枠どちらも)
支払いのしかた 楽天カードの請求で支払う(1回払いのみ) 楽天ペイ残高から支払う(楽天カードなどからチャージ)
買付日 毎月1日・8日・12日のいずれか(自分では選べない) 毎月1日〜28日から選べる
お金が出ていく時期 カードの請求日 毎月13〜15日に、翌月分を前もって引き落とし
必要な設定 楽天カードの登録 楽天ポイントコースにしておく、残高のチャージ

※信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料(代行手数料)が年0.4%未満の商品の場合。楽天カード(一般)0.5%、ゴールド0.75%、プレミアム1%、ブラック2%。ポイント率は、毎月12日時点の代行手数料とカードの種類で決まります。なお楽天ブラックカードは、2027年1月の積立分から、カードの年間利用額に応じて最大3.2%に引き上げると発表されています。

楽天ペイ残高は、以前は「楽天キャッシュ」と呼ばれていたものです。楽天証券の公式サイトでは、現在「楽天ペイ残高(電子マネー)」と案内されています。

※ポイントの率や上限は変わることがあります。設定する前に、楽天証券の公式サイトで最新の情報を確認してください。

併用すると、月15万円までキャッシュレスで積み立てられる

クレカ積立の上限は月10万円なので、それ以上積み立てたい場合は、銀行口座からの引き落としなどを使う必要があります。

楽天ペイ残高を併用すると、10万円+5万円=月15万円まで、キャッシュレスで積み立てられます。どちらの支払い方法でもポイントがつくので、上限まで積み立てたい人には便利な組み合わせです。

私の設定:枠ごとに支払い方法を分けている

毎月15万円の積立の流れ。楽天カードのクレカ積立10万円をつみたて投資枠へ、楽天ペイ残高5万円を成長投資枠へ
枠 毎月の金額 支払い方法
つみたて投資枠 10万円 楽天カード(クレカ積立)
成長投資枠 5万円 楽天ペイ残高
合計 15万円

積み立てている商品は、S&P500に連動するインデックスファンド(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))の1本だけです。

参考までに、2026年10月22日時点で、楽天証券の資産の合計は約554万円です(前の月から4.08%増)。

つみたて投資枠は年120万円(月10万円)まで使えるので、クレカ積立の上限とちょうど同じです。残りの5万円を成長投資枠にして、楽天ペイ残高で払うようにしています。

併用する時の流れ

  1. 楽天証券の口座と、NISA口座を開く
  2. ポイントコースを確認する:楽天ペイ残高で積み立てるには「楽天ポイントコース」にしておく必要があります。「楽天証券ポイントコース」の場合は変更します
  3. クレカ積立の設定をする:商品と金額(月10万円まで)を決め、引落方法で「楽天カードクレジット決済」を選びます
  4. 楽天ペイ残高の積立の設定をする:もう1つの積立設定で、引落方法に「楽天ペイ残高」を選び、金額(月5万円まで)と買付日を決めます
  5. チャージ設定(残高キープチャージ)をする:初めての場合は、積立設定の途中でチャージ設定の画面が出ます。楽天会員でログインし、チャージ元の楽天カードを登録して、キープしたい残高の金額を決めます

楽天ペイ残高の積立は、毎月12日までに設定すると、翌月から始まります。実際の画面や手順は変わることがあるので、設定する時は楽天証券の公式サイトの案内に従ってください。

1か月の流れ(楽天ペイ残高は「翌月分を先に払う」)

併用で一番分かりにくいのが、お金が出ていくタイミングです。楽天証券の公式サイトの説明をもとに、1か月の流れを表にしました。

時期 クレカ積立(楽天カード) 楽天ペイ残高
毎月1日・8日・12日のいずれか 投資信託を買い付け -
毎月12日 - 翌月の積立の設定・変更の締切
毎月13〜15日のいずれか - 翌月分の積立金額が残高から引き落とされる
1日〜28日の指定日 - 投資信託を買い付け
カードの請求日 積立額がほかの買い物と一緒に請求される 楽天カードからチャージした分が請求される

ポイントは、楽天ペイ残高は、買う月の前の月の13〜15日に、もうお金が引き落とされることです。この日に残高が足りないと、翌月の積立はエラーになります。

残高キープチャージ(オートチャージ)の仕組み

残高キープチャージは、楽天ペイ残高が決めた金額を下回ると、楽天カードから自動でチャージしてくれる設定です。公式サイトで確認できたポイントは次のとおりです。

  • チャージ元にできるのは楽天カードだけ(ほかのクレジットカードは設定できない)
  • 残高が設定額を下回ると、不足分が自動でチャージされる(1,000円以上。不足が1,000円未満でも1,000円チャージ)
  • 楽天カードからチャージした残高は、現金として引き出せない
  • 楽天ペイ残高を、積立以外の買い物にも使う場合は、キープする金額を多めにしておくと安心

私も、楽天ペイ残高の積立には残高キープチャージを設定しています。毎月の残高を気にしなくても、13〜15日の引き落としに間に合うので、積立のために手を動かすことはほとんどありません。

最初の月は、カードの請求が2か月分になることがある

公式サイトでも注意が書かれていますが、設定した直後は、①設定した時のチャージと、②13〜15日の引き落とし後の自動チャージが同じ月に起きることがあります。その場合、最初の月だけ、楽天ペイ残高の分のカード請求が2か月分(月5万円の設定なら10万円)になります。

クレカ積立の10万円と合わせると、最初の月のカード請求は、いつもより大きくなります。始める月は、引き落とし口座のお金に余裕を持たせておきましょう。

注意点

楽天ペイ残高が足りないと、翌月の積立がエラーになる

楽天ペイ残高での積立は、毎月13〜15日に翌月分が残高から引き落とされます。引き落とせないと、翌月の積立はエラーになります。上で紹介した残高キープチャージを設定しておくと安心です。

楽天ペイ残高の積立注文は取り消せない

楽天ペイ残高での積立注文は、注文の取消ができません。なお、引き落としの後に注文ができなかった場合(積立エラー)は、引き落とされた金額が証券口座に現金で戻ります。

家族カードは使えない

クレカ積立も残高キープチャージも、使えるのは本人名義の楽天カードです。家族カードは使えません(公式サイトでは、家族カードで払うと贈与とみなされる場合があると注意されています)。クレカ積立の支払いは1回払いだけで、リボ払いにはできません。

クレジットカードの使いすぎに注意

クレカ積立は、カードの請求とまとめて支払うことになります。毎月の請求額が増えるので、家計の中で、投資に回すお金と生活費を分けて管理しておきましょう。

ポイントのために、無理な金額を積み立てない

ポイントがつくのは魅力ですが、ポイントのために上限まで積み立てる必要はありません。積立の金額は、生活防衛資金を確保したうえで、無理のない範囲で決めましょう。私も、最初は少額から始めて、少しずつ増やしてきました。

投資は元本保証ではない

投資信託は、値下がりして損をすることがあります。特に米国株式に集中する商品は、米国の景気や為替(円高・円安)の影響を受けます。

積立額ごとの、支払い方法の組み合わせ例

毎月の積立額 楽天カード 楽天ペイ残高 補足
3万円 3万円 なし カードだけで十分
10万円 10万円 なし クレカ積立の上限まで
12万円 10万円 2万円 10万円を超えた分を楽天ペイ残高に
15万円 10万円 5万円 両方とも上限まで(私の設定)

月10万円以下なら、楽天カードだけで十分です。楽天ペイ残高を組み合わせる意味が出てくるのは、月10万円を超えて積み立てたい場合です。

もらえるポイントの例

楽天カード(一般)で、代行手数料が年0.4%未満の商品を積み立てた場合の例です。

支払い方法 毎月の金額 ポイント率 毎月のポイント(目安)
楽天カード(一般) 10万円 0.5% 500ポイント
楽天ペイ残高 5万円 0.5% 250ポイント
合計 15万円 750ポイント(年間 約9,000ポイント)

※カードの種類によって、カード積立のポイント率は変わります。ポイントの率や条件は変わることがあるので、公式サイトで確認してください。

貯まった楽天ポイントは、楽天証券で投資信託を買う時に使うこともできます。

設定でつまずきやすいポイント

  • 楽天ペイ残高にチャージしていなかった:残高が足りないと、その月の積立ができないことがあります。オートチャージを設定しておくと安心です
  • NISAの枠を確認していなかった:つみたて投資枠は年120万円(月10万円)までです。上限を超える分は、成長投資枠に設定します
  • カードの利用枠が足りない:クレカ積立もカードの利用額に含まれます。ほかの買い物と合わせて、利用枠に余裕があるか確認しましょう
  • 買付日を選べると思っていた:クレカ積立の買付日は毎月1日・8日・12日のいずれかで、自分では選べません。買付日を選べるのは楽天ペイ残高の方です(1日〜28日)
  • 12日を過ぎてから設定した:楽天ペイ残高の積立は、12日までの設定で翌月から始まります。13日以降に設定すると、始まるのが1か月遅れます
  • ポイントコースが違っていた:楽天ペイ残高の積立には「楽天ポイントコース」が必要です

カードの種類で、年間のポイントはどれくらい変わる?

クレカ積立で毎月10万円(年120万円)を積み立てた場合の、カードの種類ごとのポイントの目安です(代行手数料が年0.4%未満の商品の場合)。

カードの種類 ポイント率 年間のポイント(目安)
楽天カード(一般) 0.5% 約6,000ポイント
楽天ゴールドカード 0.75% 約9,000ポイント
楽天プレミアムカード 1% 約12,000ポイント
楽天ブラックカード 2% 約24,000ポイント

ここに、楽天ペイ残高での積立(毎月5万円×0.5%=年間約3,000ポイント)が加わります。楽天ペイ残高のポイント率は、カードの種類に関係なく0.5%です。

ただし、ゴールド以上のカードには年会費がかかります。ポイントのためだけにカードを変える場合は、増えるポイントが年会費を上回るかを確認しましょう。年会費や条件は変わることがあるので、楽天カードの公式サイトで確認してください。

よくある質問

楽天キャッシュと楽天ペイ残高は同じものですか?

楽天証券の公式サイトでは、現在「楽天ペイ残高(電子マネー)」として案内されています。以前「楽天キャッシュ」と呼ばれていたものと考えて大丈夫です。

つみたて投資枠と成長投資枠で、支払い方法を分ける必要はありますか?

必ず分ける必要はありません。私は、つみたて投資枠の上限(月10万円)とクレカ積立の上限が同じなので、分かりやすく分けています。

楽天証券とSBI証券、どちらがいいですか?

普段使っているカードやポイントで選ぶのがおすすめです。詳しくは楽天証券とSBI証券を比較にまとめています。

楽天ペイ残高は、いつお金が出ていきますか?

毎月13〜15日のいずれかの日に、翌月分の積立金額が残高から引き落とされます。たとえば11月の積立分は、10月13〜15日に引き落とされます。

月10万円以下なら、楽天ペイ残高は使わなくていいですか?

はい。月10万円以下なら、楽天カードのクレカ積立だけで十分です。楽天ペイ残高は、10万円を超えて積み立てたい時に組み合わせると便利です。

関連:楽天証券は怖い?公式のセキュリティ対策

関連:楽天ブラックカードのクレカ積立が最大3.2%に

まとめ

  • 楽天証券では、クレカ積立(月10万円)と楽天ペイ残高(月5万円)を併用できる
  • 併用すると、月15万円までキャッシュレスで積み立てられ、どちらもポイントがつく
  • 私は、つみたて投資枠10万円=楽天カード、成長投資枠5万円=楽天ペイ残高にしている
  • 楽天ペイ残高は、毎月13〜15日に翌月分が先に引き落とされる。残高キープチャージを設定しておく
  • 始める月は、カードの請求が2か月分になることがある
  • 残高不足、カードの使いすぎ、無理な金額設定には注意する

新NISAを始める前に決めたルールは、新NISAを始める前に決めた3つのルールにまとめています。

※この記事は特定の金融商品の購入をすすめるものではありません。投資は、ご自身の判断と責任で行ってください。

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