会社員の収入だけに頼るのが不安になった理由|30代会社員が考えた「辞めずに依存を減らす」お金の守り方

会社員の収入だけに頼るのが不安になった理由 仕事・キャリア

2026年10月:最新の取り組み内容(新NISAの積立・ブログ・転職活動)に合わせて、全面的に書き直しました。

「もし今の収入がなくなったら、どうなるんだろう」。そう考えたことはありますか。

私は30代の会社員で、妻と小さい子どもとの3人暮らし、住宅ローンもあります。毎月の給料が入る限り、生活は回っています。でもそれは、給料が止まったら、すぐに困るということでもあります。

この不安が強くなったのは、子どもが生まれてからでした。この記事では、会社員の収入だけに頼ることへの不安の正体と、会社を辞めずに、少しずつ依存を減らすために私がやっていることをまとめます。

この記事の結論

  • 不安の正体:収入の「量」より、収入の「源が1つしかない」こと
  • 目指すのは:会社を辞めることではなく、辞めなくても「選べる状態」を作ること
  • 4つの備え:①家計の土台(生活防衛資金)②資産の積み上げ(新NISA)③会社の外の小さな収入(ブログなど)④会社の外でも通用するスキル
  • 今日やること:「今の収入が止まったら、何か月暮らせるか」を計算してみる

不安が強くなったきっかけ:子どもが生まれたこと

子どもが生まれてからは、「自分に何かあったら」「収入が止まったら」が、家族全体の問題になりました。住宅ローンもあり、これから教育費も増えていきます。会社の収入だけに頼っている状態への不安が、はっきりした形で大きくなりました。

不安の正体は「収入の源が1つしかない」こと

最初に思いついた解決策は「もっと稼ぐ」でした。でも、考えてみると、収入が増えても、その源が会社の給料1つだけなら、止まった時にすべてが止まることは変わりません。

状態 収入が止まった時
会社の給料だけ。貯金も少ない すぐに生活が苦しくなる
会社の給料だけ。生活防衛資金がある 数か月は落ち着いて次を考えられる
給料+資産+小さな会社の外の収入 選べる道が多く、焦らずに済む

つまり、不安を小さくするには、「収入を増やす」だけでなく、止まっても困らない状態を作り、収入の源を少しずつ増やすことが大事だと考えるようになりました。

会社員には、公的な備えもある

「収入が止まったら」と考える時は、公的な制度も知っておくと、必要以上に不安にならずに済みます。病気で休んだ時の傷病手当金、会社を辞めた時の失業手当、万一の時の遺族年金などです。一覧は、お金の不安が消えない人へで表にまとめています。

会社を辞めずに、依存を減らす4つの備え

私が目指しているのは、すぐに会社を辞めることではありません。会社を辞めなくても、いざという時に選べる状態を作ることです。そのために、次の4つを少しずつ進めています。

①家計の土台:生活防衛資金を確保する

まずは、収入が止まっても一定期間は暮らせるお金です。私は、生活費の3か月分くらいを、投資とは別に置いています。固定費の見直しとして、携帯電話の料金プランも安いものに変えました。

これがあるだけで、「収入が止まったらすぐに終わり」という状態からは抜け出せます。詳しくは貯金と投資、どっちが先?にまとめています。

②資産の積み上げ:新NISAで長く積み立てる

次に、時間をかけて資産を積み上げることです。私は旧制度のつみたてNISAの頃から約5年、積み立てを続けていて、今は新NISAで毎月15万円を積み立てています。

項目 内容
商品 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の1本だけ
つみたて投資枠 毎月10万円(楽天カードのクレジット決済)
成長投資枠 毎月5万円(楽天ペイ残高で決済)

最初は少額から始めて、少しずつ増やしてきました。投資は元本保証ではありませんが、生活防衛資金を別に置いたうえで、10年以上使わないお金を積み立てています。考え方は、新NISAを始める前に決めた3つのルールにまとめています。

③会社の外の小さな収入:ブログ

3つ目は、会社の給料以外の収入の糸口です。私が選んだのは、このブログです。締め切りがなく、自分のペースで進められるので、平日の夜、家族が寝た後の1時間ほどで続けています。

正直に書くと、ブログの収益はまだほぼゼロです。100本以上書いても、検索にほとんど出なかった失敗もしました(副業の時間の作り方に詳しく書いています)。それでも、「ゼロ」と「ゼロではない可能性がある仕組み」は違うと考えて、続けています。

副業を始める前には、会社の就業規則の確認が欠かせません。確認したいことは、副業を始める前のチェックリストにまとめています。

④会社の外でも通用するスキル

4つ目は、今の会社の外でも評価されるスキルや経験を意識することです。

私は2025年の夏に、1社だけ転職活動をしました。最終面接で落ちましたが、自分に何が足りないかがはっきりしました。今は今の会社に残り、成長できる余地を生かしながら、2027年の秋以降の転職も考えています。転職活動の経験はSIerからの転職を考え始めたらに、何をどの順番で身につけるかはインフラエンジニアの市場価値を上げるには?にまとめています。

4つの備えの、私の今の状況

備え 今の状況
家計の土台 生活費の3か月分くらいを確保。携帯電話のプランを見直した
資産の積み上げ 新NISAで毎月15万円。投資歴は約5年
会社の外の収入 ブログを継続中。収益はまだほぼゼロ
外でも通用するスキル 転職活動で足りないものが分かった。今の会社で経験を積んでいる

始めた順番は、投資(つみたてNISA)が最初で、その後にブログ、転職活動の順でした。全部を一度に始めたわけではありません。

会社への依存度チェックリスト

当てはまるものが多いほど、会社の収入への依存度が高い状態です。

  • □ 収入が止まったら、1か月も暮らせない
  • □ 会社の給料以外の収入や資産が、ほとんどない
  • □ 今の会社の外で、自分の経験がどう評価されるか分からない
  • □ 会社以外に、相談できる人やつながりがない
  • □ 「辞めたら終わり」と感じて、仕事の悩みを抱え込んでいる

全部を一度に変える必要はありません。1つだけ選んで、小さく変えるところから始めれば十分です。

「辞めずに依存を減らす」ことで、気持ちに余裕ができる

会社に頼らない、というと「会社を辞める」話に聞こえるかもしれません。でも、会社員を続けながら、家計の土台と資産、小さな会社の外の収入、外でも通用するスキルを少しずつ持つことで、「辞めたら終わり」ではなく「選べる」状態に近づけます。

選べる状態だと分かっていれば、今の仕事にも、少し落ち着いて向き合いやすくなるはずです。

よくある質問

会社員の収入だけでは、やっぱり危ないですか?

危ないと決めつける必要はありません。ただ、収入の源が1つだけだと、止まった時の影響が大きくなります。生活防衛資金を確保するだけでも、不安はかなり小さくなります。

副業と投資、どちらから始めるべきですか?

生活防衛資金を確保したうえで、自分に合う方からで大丈夫です。私は投資を先に始めて、その後にブログを始めました。優先順位の考え方は、投資・副業・転職、どれを優先する?にまとめています。

不安で眠れない日が続いています。

不安で眠れない、気分の落ち込みが2週間以上続くといった場合は、無理をせず、医療機関や公的な相談窓口に相談してください。

関連:住宅ローン控除中は繰上返済しない方がいい?

関連:iDeCoとNISAどっちが先?

まとめ

  • 不安の正体は、収入の量より「源が1つしかない」こと
  • 目指すのは、会社を辞めることではなく、辞めなくても「選べる状態」
  • 備えは、家計の土台・資産の積み上げ・会社の外の小さな収入・外でも通用するスキルの4つ
  • 全部を一度にやらず、1つずつ進める

まずは、「今の収入が止まったら、何か月暮らせるか」を計算してみてください。それだけで、次にやることが少し見えてくるはずです。

※この記事は特定の金融商品の購入をすすめるものではありません。投資は、ご自身の判断と責任で行ってください。

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