2026年10月:最新の取り組み内容に合わせて見直し、状況別の優先順位の考え方を追加しました。
「投資も始めたい、副業もやりたい、転職も考えたい」。会社に頼りきりの状態から抜け出したいと考えると、やることが一気に増えます。でも、時間は限られていて、家族もいて、仕事の疲れもあります。
私は30代の会社員で、妻と小さい子どもとの3人暮らしです。私の場合は、投資(つみたてNISA)を最初に始め、その後にブログ、転職活動の順で進めてきました。
この記事では、投資・副業・転職の性質の違いと、私がこの順番にした理由、そして状況によって優先順位をどう変えればいいかをまとめます。これが誰にとっても正解だとは思っていませんが、自分なりの順番を決めるヒントになればうれしいです。
この記事の結論
- 3つは性質が違う:投資は「時間がかからない」、副業は「時間を使って積み上げる」、転職は「変化が大きいが準備が必要」
- 私の順番:投資 → ブログ → 転職活動。続けるための手間が少ないものから始めた
- 状況で変わる:職場が限界なら転職が先、収入を大きく上げたいなら転職も有力、まず土台を作りたいなら投資から
- 大事なこと:全部を同時に完成させようとしない。1つずつ動かす
「全部やらなきゃ」と思うほど、全部止まりやすい
会社に依存しない状態を作りたいと思うと、投資も副業も転職も、全部同時に進めたくなります。でも、仕事と子育てをしながら全部を同時に進めるのは、時間的にも気力的にも難しいものです。
調べることが増えるほど、「あれもこれも」と迷いが増えて、結局どれも進まない。そうならないために大事なのが、優先順位を決めて、1つずつ動かすことです。
投資・副業・転職それぞれの性質を整理する
優先順位を考えるには、まずそれぞれの性質の違いを整理します。この3つは、必要な時間・リスクの大きさ・効果が出るまでの期間が大きく違います。
| 投資(積立) | 副業 | 転職 | |
|---|---|---|---|
| 毎月かかる時間 | ほぼゼロ(最初の設定だけ) | 多い(毎週の作業が必要) | 活動中は集中して多い |
| 効果が出るまで | 10年以上の長い期間 | 数か月〜数年 | 決まればすぐ |
| 変化の大きさ | 小さく、ゆっくり | 小さく始めて育てる | 大きい |
| 主なリスク | 値下がり(元本保証ではない) | 時間をかけても収入にならないことがある | 入ってみないと分からないことがある |
投資:時間より「仕組みを作ること」が主な作業
長期の積立投資は、一度仕組みを作れば、あとはほとんど手間がかかりません。証券口座を開いて積立を設定すれば、毎月自動で動き続けます。
ただし、効果が出るまでに時間がかかります。1年で大きく変わるものではなく、10年、20年の積み重ねで意味を持ってきます。「今すぐ収入を増やす」目的には向きませんが、「時間を使わずに資産を積み上げる」点では、ほかの2つより効率が良いと考えています。
副業:時間を使う分、スキルと資産が積み上がる
副業は、投資と違って時間を使う必要があります。仕事と家族がいる中で使える時間は限られていて、収入という結果が出るまでの道のりも長くなりがちです。
一方で、副業を続けることで、収入だけでなく、スキルや、ブログなら記事という資産が積み上がります。
転職:最も大きな変化をもたらすが、準備が必要
転職は、3つの中で最も短い期間に、生活に大きな変化をもたらす可能性があります。年収、働き方、扱う技術が一度に変わることもあります。
ただし、転職は入ってみないと分からないことも多いです。住宅ローンや子育てがある状態では、想定外のことが起きた時の影響も大きくなります。タイミングと準備の質が、より大事になります。
私が最初に投資から始めた理由
①一度設定すれば、続けるのに時間がかからない
仕事・育児・家事が並行する中で、「続けるのに時間がかからないもの」から始めるのが現実的だと考えました。投資は、口座開設と積立の設定さえ済ませれば、あとは自動で動きます。
②税金の優遇がある制度は、早く使い始めた方が有利
NISAは、長い期間をかけて増やすほど、非課税の恩恵が大きくなる仕組みです。「副業が軌道に乗ってから」「転職して収入が上がってから」と待つほど、使える期間が短くなります。
もちろん、生活費を削ってまで投資に回すべきではありません。生活防衛資金(私は生活費の3か月分くらい)を別に置いたうえで、無理のない範囲で始めました。最初は少額で、今は新NISAで毎月15万円まで増やしています。
③生活の土台を先に作ると、ほかの判断が落ち着く
資産が少しずつ積み上がると、「何もない状態」から「少し余裕がある状態」に変わります。副業や転職を考える時も、焦りではなく選択として考えやすくなります。
副業にブログを選んだ理由
投資の次に始めたのが、副業としてのブログです。
締め切りがなく、自分のペースで進められる
ブログを選んだ一番の理由は、締め切りがなく、自分のペースでできることです。子育て中は、子どもの急な体調不良などで予定が崩れることもあります。締め切りのある仕事だと、そういう時に間に合わせるのが難しくなります。
作業時間は、平日の夜、家族が寝た後の1時間ほどです。家族の時間は削らないと決めています。
副業を選ぶ時は、会社の就業規則の確認が欠かせません。特に、本業と同じ種類の仕事を外で受けることは、多くの会社で制限されています。確認したいことは、副業を始める前のチェックリストにまとめています。
現時点での副業の現実
正直に書くと、ブログの収益はまだほぼゼロです。100本以上書いても、検索にほとんど出なかった失敗もしました。その経験は、副業の時間の作り方に書いています。
転職はどう位置づけているか
転職は「手段」であって「目的」ではない
会社に依存しない、という目標にとって、転職は手段の1つです。転職しても、収入の源が会社の給料1つであることは変わりません。
一方で、転職で収入が上がれば、その分を投資に回せます。毎月投資に回せる金額(入金力)を大きく上げられるのは、3つの中では転職だと言われることもあります。だからこそ、焦って動くのではなく、準備を整えてから動くことが大事だと考えています。
1社受けて、最終面接で落ちた経験から
私は2025年の夏に、転職サービスを通じて声がかかった会社を1社だけ受けて、最終面接で落ちました。応募先の製品への理解が足りなかったことが、敗因だったと考えています。
今は、まだ成長できる余地がある今の会社で経験を積み、2027年の秋以降に転職できればと考えています。転職活動の詳しい経験は、SIerからの転職を考え始めたらにまとめています。
「焦りで動く転職」と「選択肢として持つ転職」は違う
不満や不安から「とにかく転職したい」と焦って動くと、条件の比べ方が甘くなりがちです。投資や副業で少しずつ土台を作りながら、転職は「より良い環境への移動」として考える方が、判断の質は上がると考えています。
優先順位を決めるための考え方
ここまで私の場合を書いてきましたが、誰にとっても「投資 → 副業 → 転職」が正解とは限りません。優先順位は、今の状況によって変わります。
状況別:何から始めるか
| 今の状況 | 先にやること | 理由 |
|---|---|---|
| 今の職場が心身ともに限界 | 転職(または休むこと) | 長期の資産形成より、今の状況を変えるのが先 |
| 収入を大きく上げたい。市場で評価される経験がある | 転職 | 入金力を大きく上げられる可能性がある |
| 生活防衛資金がない | 家計の見直しと貯金 | 投資も副業も、土台がないと続かない |
| 土台はあるが、時間がない | 投資 | 時間をほとんど使わずに始められる |
| 時間が少しあり、やってみたいことがある | 副業(小さく) | 収入だけでなく、スキルや経験も積み上がる |
続ける手間が少ないものから始める
私が投資を先にしたのは、続けるために必要な時間・手間・判断が最も少ないからでした。手間の少ないものを先に仕組みにすると、ほかのことを始める余力が残ります。
全部を今すぐ完成させる必要はない
会社に依存しない状態は、1〜2年で完成するものではありません。投資は何十年単位で、副業は数年かけて育てるもの。転職は、準備が整ったタイミングで動くものです。
「全部を同時に完成させよう」とするから詰まります。それぞれを長い目で少しずつ育てると考えると、「今何をするか」が見えやすくなります。
よくある質問
副業と投資、どちらを先に始めるべきですか?
生活防衛資金があるなら、時間がかからない投資から始めるのが始めやすいと思います。時間に余裕があって、やってみたいことがあるなら、副業から始めるのもありです。
転職してから投資を始めた方がいいですか?
転職の時期がはっきりしないなら、少額でも投資を先に始めておく方が、使える期間を長く取れます。転職して収入が上がったら、積立額を見直せば大丈夫です。
まとめ
- 投資・副業・転職は、時間・リスク・効果が出るまでの期間が違う
- 私は、続ける手間が少ない投資から始め、次にブログ、転職活動の順で進めてきた
- 転職は入金力を大きく上げられる可能性がある一方、準備が必要
- 優先順位は状況で変わる。職場が限界なら転職が先、土台がないなら家計の見直しが先
- 全部を同時に完成させようとせず、1つずつ動かす
まずは、「今の自分にとって、続ける手間が一番少ないのはどれか」を考えてみてください。会社の収入だけに頼る不安の正体は、会社員の収入だけに頼るのが不安になった理由にまとめています。
※この記事は特定の金融商品の購入をすすめるものではありません。投資は、ご自身の判断と責任で行ってください。


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